白血病 生存率 40代 60代

成人(40代、60代)の白血病の生存率

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白血病は「急性白血病」と「慢性白血病」にわけられ、それぞれに「骨髄性」と「リンパ性」があります。
白血病は成人になって発症する場合と、小児のうちに発症する場合があり、それぞれに特徴があります。
急性白血病では大人は約80パーセントが急性骨髄性白血病で、小児は約20パーセント、急性リンパ性白血病では大人は約20パーセントで、小児の割合は約80パーセントです。
つまり、大人の急性白血病は「急性骨髄性白血病」が、小児は「急性リンパ性白血病」が多いという事になります。
では、それぞれの白血病にわけて成人が罹った場合の生存率についてご説明します。

 

・ 急性白血病について
急性白血病は治療をせずに放置すると数ヶ月以内に死亡するケースが多いです。
しかし、病状に適した治療を行うと生存率が上がります。
(急性骨髄性白血病)
急性骨髄性白血病の5年生存率は約30から45パーセント、完全寛解率は80パーセント前後です。
(急性リンパ性白血病)
完全寛解は60から80パーセントと高いのですが、5年生存率は約15から30パーセント程度と低いです。
これは小児性急性リンパ性白血病の完全寛解が約98から99パーセント、5年生存率が約80パーセントと高いのに比べ、非常に低いのが特徴です。

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・ 慢性白血病について
(慢性骨髄性白血病)
慢性骨髄性白血病の患者さんが診断を受けるのはほとんどが40歳以上になってからです。
発生頻度は10万人に一人ととても低いです。
慢性骨髄性白血病は、慢性期、移行期、急性転化期(急性期)に分けられます。
どの時期に診断を受け治療を開始するかで5年生存率は大きく異なります。
慢性期に診断を受け治療を開始すると5年生存率は約90パーセントです。
慢性骨髄性白血病の生存率を高くするのは、この「慢性期」をいかに長く持続する様にコントロールできるかが大切です。
急性転化期では一気に病気が進み、数日から半年以内に死亡するケースもあります。
慢性期の早い段階で診断を受け治療を開始すると、約85パーセントの方は急性転化せずに長期生存すると考えられています。
また、インターフェロンや造血幹細胞移植を行うと約90パーセント以上の患者さんが長期生存できる様になっています。
(慢性リンパ性白血病)
日本での慢性白血病の発生率は白血病全体の約2パーセント前後ととても少ないです。
また、70歳くらいの高齢になって診断がつく事が多く、生存率ははっきりしていません。

 

・ 5年生存率とは
最後に、「5年生存率」についてご説明します。
この言葉はがんの治療の話をする時によく耳にします。
これはがんと診断されてから治療を開始、または放置した際の5年後に生きている人の割合の事です。
「生きている割合」を指すので、治った人の割合を表した訳ではなく、治療中の方や治癒が見込めない人、一度治ってもその後再発した人も含まれます。

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