白血病 初期症状 高熱 発熱 原因

白血病の初期症状「高熱」「発熱」の原因

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白血病にかかるといくつかの症状が出る事があります。
今回はその中から、「発熱」についてご説明します。
白血病にかかっていなくても風邪などで「発熱」する事があります。
私たち日本人の平均的な体温は36.6度から37.2度です。
体温には個人差がありますが、一般的に体温が37.0度から38度未満を微熱、38度から39度未満を中等熱、39度以上を高熱と呼びます。
そもそも、なぜ「発熱」がおこるのでしょうか。
・ 発熱する理由
私たちの体が発熱する理由は2つあります。
一つは、細菌やウィルスに感染した時に、体の防御反応として、体温が上がります。
体温が上がると体の中で細菌やウィルスが増えるのが抑えられたり、白血球の働きや免疫機能が促進されると考えられています。
そのため、感染が起こると脳の視床下部の体温調節中枢が体温を上げる働きを始めると考えられています。

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これが感染が生じた時におこる「発熱」です。
風邪などによる発熱はこのシステムでおこります。
もう一つは、この体温調節中枢が周囲に出来た脳腫瘍などで圧迫される事により、体温を上げる必要がないのに間違った作用で体温があがる「発熱」です。
白血病で起こる「発熱」は一つ目の作用によって起こります。
・ 白血病で発熱する理由
白血病は骨髄で白血病細胞が大量に作られ、正常白血球があまり作られなくなる病気です。
白血病細胞は抹消血液中に出て来ても正常な働きをする事が出来ません。
そのため、なんらかの感染が起こった時に働く事の出来る正常白血球の数が足りないと白血球に寄る免疫機能が充分に働く事が出来ず感染が悪化し、「発熱」が起こります。
この感染が重篤化し、血液の中で細菌やウィルスが増える「敗血症」になると体全体に炎症がおき、生命の危険も出て来ます。
白血球の働きを含め、免疫機能が悪くなると、通常の状態では感染しない細菌、例えば黄色ブドウ球菌の様な皮膚常在菌や、ウィルスにも感染しやすくなり、感染がおこりやすくなります。
敗血症ほどの状態にならなかったとしても、感染の状態が長く続くと、発熱も改善されません。
また、発熱が改善しない原因が白血病だとすると、骨髄の中で赤血球や血小板が充分に作られない為、抹消決中の赤血球の数が少ない、いわゆる「貧血」や血小板の数が少なく、鼻血や歯茎からの出血、または皮下出血しやすくなる等の症状も同時に起こる事もあります。
そのため、この様な症状がある時は早めに病院にかかり適切な検査を受け、原因を調べる必要があります。

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