小児 白血病 完治

小児性白血病は完治するのでしょうか?

スポンサーリンク

小児性白血病は15歳以下で罹るものをさし、病気が見つかる年齢は2から5歳頃が多い様です。
白血病は「血液のガン」と呼ばれるのですが、小児性白血病は小児がんの40パーセントと、他の癌に比べ最も多いのもこの病気の特徴です。
現在、日本では1年間で700から800人位の小児が新たに白血病にかかっている事が発見されています。
白血病は色々な種類がありますが、小児と成人ではかかる割合が違います。
小児性白血病のうち、95パーセントは急性白血病で、その中でも70から75パーセントが急性リンパ性白血病で、残りが急性骨髄性白血病です。
小児性白血病で慢性白血病は全体の5パーセントと非常に少なく、大人との違いは明らかです。
小児性白血病と成人の白血病は同じ種類でも性質が違うので、治療方法も異なります。
治療方法で最初に選ばれるのが、抗がん剤による治療です。
白血病の治療というと「造血幹細胞移植」をイメージされる方が多いかもしれませんが、子供は治療後に生きて行く年数が長いので、移植医療を行うと副作用や合併症に対して長い間心配しないと行けないので、積極的には行われません。
・ 急性リンパ性白血病の治療方法
急性リンパ性白血病の治療方法は4つの段階に分けられます。
まずは寛解導入療法です。
これは完全寛解するための治療方法で、4から6週間程度行われます。
完全寛解になっても白血病細胞が残っているので、この残った白血病細胞を減らす為に行われるのが強化療法です。

スポンサーリンク

完全寛解になったと確認されたら維持療法に入ります。
これは完全寛解の状態を維持させる為の血用方法で、外来で通院しながら飲み薬の抗がん剤で治療を続け、様子を観察します。
急性リンパ性白血病では、通常この様な治療を2年間行われ、98から99パーセントの患者さんが完全寛解、つまり検査データでわずかに白血病細胞が認められる程度まで回復した状態になり、約80パーセントの患者さんが長期生存する事が出来る様になりました。
ただし、寛解後の再発や抗がん剤での治療が上手くいかない場合は造血幹細胞移植も考えられます。
また、白血病細胞が中枢神経の中にまで浸潤しているケースでは放射線治療が必要になる事もあります。
・急性骨髄性白血病の治療方法と生存率
急性骨髄性白血病でも、まずは抗がん剤治療が選ばれます。
複数の抗がん剤を使い、急性リンパ性白血病と同じ様に寛解導入療法と強化療法を合わせ、5から6回の治療を繰り返します。
急性骨髄性白血病は急性リンパ性白血病の治療と違って維持療法は必要ないとされています。
しかし、白血病の原因や治療成績から再発の可能性が高いと判断された時は造血幹細胞移植を行う事もあります。
この白血病の完全寛解は約80から90パーセントで、長期生存率は約60パーセントと、急性リンパ性白血病の成績よりも低いです。
いずれの白血病も「完全寛解」は「完治」ではありませんが、寛解後5年間再発がなければ「完治」と見なされます。
早期発見は治療成績に大きな影響を与えます。
本人が気づかなくても、周囲の大人が子供の体調の変化に気づいた場合は、出来るだけ早く病院で検査を受ける事をお勧めします。

スポンサーリンク