白血病 末期 自宅療養

末期の白血病の自宅療養について

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白血病には急性と慢性があり、それぞれに骨髄性とリンパ性があります。
このように、白血病は大きく4種類に分けられるのです。
それぞれの白血病の種類によって病態や病期が異なります。
リンパ性白血病の病期はステージ0からステージ4まであり、ステージ4が末期となります。
慢性白血病の病期は、慢性期、移行期、急性転化期と分けられます。
一般に、急性白血病は慢性白血病よりも進行が速く、慢性白血病はゆっくりと進行して行くのが特徴ですが。
しかし、慢性白血病は急に悪化し、一気に末期の症状にまで達する事があります。
これが「急性転化(期)」です。
慢性白血病が急性転化すると治療方法は急性白血病と同じになります。
・末期の白血病の症状
(慢性骨髄性白血病)
急性転化期では病状を薬でコントロールする事が出来なくなります。
白血病細胞の割合が30パーセントを超えて、骨やリンパ節に腫瘍を作る事もあります。

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(慢性リンパ性白血病)
リンパ球が増加し、脾臓が腫れたり(脾腫)、肝臓やリンパ節が腫れます。
また、造血幹細胞の働きが制限され、赤血球や血小板が充分に作られず、貧血がみられたり、出血しやすい状態になります。
いずれの種類の白血病でも末期になると、痛み(特に腰や背中)が強くなることがあり、その際は緩和ケアが必要になります。
貧血の症状が強い場合は、以前よりも疲れやすくなりますので、安静を保つ必要があります。
また、血小板数が少ないので、出血すると血が止まりにくくなるので、怪我はもちろん、ぶつけて皮下出血しないように注意する事も必要です。
当然、正常白血球数も少ないので、外からの細菌やウィルスによる感染症にも細心の注意が必要です。
末期の白血病の患者さんは、このように抵抗力が低下しているので、肺炎などを合併して亡くなられる事も少なくありません。
つまり、この状態になると、ご家庭で自宅療養をするのは難しい事が多いです。
専門家ではない家族が24時間態勢でケアをする事はかなり難しく、患者さんはもちろん、家族にも疲労がたまります。
また、容態が急変した場合にご自宅ではすぐに必要な治療を施す事が出来ないデメリットがあります。
ご自宅で急変した時に病院への連絡等、家族が落ち着いて対応できるかも大きな問題です。
したがって、末期の白血病患者さんは病院や場合によってはホスピス等での緩和ケアを受ける事が多くなります。
最期の時を住み慣れた家で迎えたいという方は、白血病の患者さんだけでなくたくさんいらっしゃいますが、いざという時の事も考えておく必要があります。

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