白血病 血液検査 数値 項目

白血病かもしれない、そのとき血液検査ではどんな項目をみてる?数値は?

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一口に白血病といっても急性と慢性、リンパ性や骨髄性など大きく4つにわけることができます。
更に細かく分けることもできますが専門的になるので割愛します。
私たちの全身は心臓がポンプの働きをして血液を送り出し循環しています。
その血液が『がん』となったものが白血病です。
では、血液を献血などして全部入れ替えればいいとおもいますが、異常な血液が流れているにすぎず、おおもとを叩かなければなりません。
ロールプレイングゲームで言うところの悪の親玉を倒さずに、雑魚キャラばかりを倒しても世界は平和にならないですよね。
ここでいう悪の親玉は造血幹細胞です。
血液細胞の始まりは一つの造血幹細胞です。
造血幹細胞がなんらかの原因で正常ではない状態になってしまい、様々な血液細胞に分化するプロセスで異常な血球を作り正常な血液細胞を作らないあるいは作れなくなってしまった状態です。
その結果、血液検査を行うと赤血球や血小板という項目は少なくなります。

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白血球の項目は少なくなるもしくは異常に増加した状態で検出されてきます。
比較的早期に病気がみつかれば正常範囲をわずかに逸脱した程度でみつかることもあります。
程度にもよりますが、赤血球や血小板が少ないと輸血が必要になります。
赤血球はヘモグロビンが酸素を含んで全身に供給する役割を担い、少なくなれば体は疲れやすく、めまいやふらつき、倦怠感といった症状を自覚しますし、血小板は止血に働くため少なすぎるとアザができやすかったり脳出血などリスクを伴います。
白血球の値も低下した状態であれば、体の免疫系が働かないことになるため、細菌感染を招き、体に侵襲が加わっていればCRPという項目も増加します。
白血球の数値は増えている、減っているだけでなく分画にも注目が必要です。
白血球は更に分葉核球、桿状核球、好酸球、好塩基球、単球、リンパ球に分けることができ、分葉核球と桿状核球は好中球と呼ばれます。
この好中球の割合が白血球全体に対してどれくらいなのかで感染しやすい状態にあるかを知ることができます。
500以下であれば体は細菌感染をしやすい易感染状態、100以下であれば感染必発と言われます。
白血病の程度によってはこの血液検査中に芽球とよばれる何の役にも立たない血液細胞が検出されることもあります。
これらの血液検査と骨髄の検査を併せて行い、白血病の型を決めて年齢などによって日本成人白血病治療共同研究グループ(JALSG)の決めた抗がん剤を複数組み合わせた化学療法を実施していきます。

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