白血病 完治 率

白血病が寛解または完治する率について

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白血病は「血液のガン」とも呼ばれます。
かつては非常に予後が悪く、罹ると致命的な病気だと思われていましたが、現在では白血病そのものに関する研究が進んだ事や、治療方法の改善、新しい治療薬の開発によって、以前よりもかなり予後が長くなってきました。
しかしながら、白血病は完全に体から白血病細胞がなくなる、つまり「完治」することはありません。
そのため、白血病の治療で目指す所は「寛解」となります。
寛解は、抹消血液中に白血病細胞が全く認められなくなり、かつ、骨髄の中の白血病細胞が5パーセント以下になり、さらに臓器に浸潤した白血病細胞がもられなくなった状態をさします。
この状態になると、白血病にかかる前の生活に戻る事が出来ますが、体の中から白血病細胞がなくなった訳ではないので、通院を続けたり、体調の変化を注意深く観察する必要があります。
・ 白血病が寛解に達する率
白血病には慢性と急性があり、それぞれに骨髄性とリンパ性があります。

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成人の白血病の内訳は、急性骨髄性白血病が56パーセント、急性リンパ性白血病が19パーセント、慢性骨髄性白血病は22パーセント、慢性リンパ性白血病は3パーセントです。
白血病は種類によって寛解に達する割合が異なります。
急性骨髄性白血病の寛解率は約80パーセント、成人の急性リンパ性白血病では70から90パーセントです。
さらに、寛解後の5年生存率は急性骨髄性白血病で50パーセント程度、急性リンパ性白血病では30パーセント程度といわれています。
以前は慢性白血病の治療は抗がん剤だけでしたので、診断がついてから4年後くらいで慢性期から移行期を経て急性転化し、死に至っていました。
しかし、その後、新しい抗がん剤が開発された事やインターフェロン、また造血幹細胞移植により、50から70パーセントが長期生存できる様になりました。
その後、「イマチニブ」という薬が開発され、予後が劇的に良くなりましたが、この薬は開発されてまだ10数年しか経っていないため、より長期の生存率についてはまだ不明です。
しかし、早期発見し、早期に治療を開始できると85パーセント以上は急性転化せずに長期生存できると考えられています。
つまり、慢性骨髄性白血病では患者さんの約85パーセントは寛解に達するのです。
その後の5年生存率は 50から70パーセントです。
また、インターフェロン治療や造血幹細胞移植により90パーセント以上が長期生存できるというデータもあります。
しかし、慢性骨髄性白血病が急性転化すると治療に効果が出る事が少なく、数日から数ヶ月で死に至る事もあります。

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