白血病 白血球数 増加

白血球の数の増加と白血病について

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白血病は「血液のガン」とも呼ばれる病気で、骨髄の中で癌化した白血球が増える病気です。
今回は白血球数についてご説明します。
・ 正常な白血球数
通常の血液検査では抹消血、つまり、血管の中にある血液を検査します。
この抹消血の中には正常な状態だと、成人では3300から9000/μl程度で、新生児や小児ではこれよりかなり多く、新生児ではでは20000/μlを越える事も珍しくありません。
新生児や小児では成人よりもリンパ球の割合が高く、70パーセント程度あるのが特徴です。
また、白血球数は病気ではなくても時間や運動、入浴、ストレス等で10から15パーセント程度の変動があるので、正常値と若干の違いは問題になる事はありません。
流れている血液のなかの他、血管の壁や脾臓、肝臓等にも白血球があります。
この白血球はほとんどが好中球で、感染症等が生じたときはこの貯留されている白血球がまず動員されます。
感染症が生じていなくても、運動やストレス等でもこの白血球が末梢血中に出てくるので、上記の様な変動があるのです。

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・白血球数の増加する病気
白血球では風邪等の感染症や虫垂炎等の炎症、寄生虫感染、免疫機能の異常がある時などに増加します。
体内に細菌やウィルスが侵入し増殖し臓器が炎症を起こした時、その原因となっている細菌やウィルスを退治する為にいつもより多くの白血球が必要となるため、血液中の白血球数が増加します。
そのため、炎症の程度が強ければ必要となる白血球数も多くなるので、抹消血中にはたくさんの白血球が出現します。
病気の種類によって増加する白血球の種類が異なる事があるので、病院での血液検査で白血球数が増加しているときは、白血球の種類を調べる事で、原因を予測する助けになる事もあります。
また、白血病でも抹消血中の白血球数が増加します。
急性骨髄性白血病では骨髄中で未分化なうえに成熟機能を失った白血病細胞が大量に作られ、それが抹消血中に出現します。
そのため、抹消血や骨髄液の検査をすると同じ種類の白血病細胞がたくさん見られる事から、急性骨髄性白血病の種類を知る事が出来ます。
慢性骨髄性白血病でも骨髄の中で未成熟な白血病細胞が増殖し、末梢血中に出現するのですが、こちらは白血病細胞に成熟機能が残っているため、抹消血中にも骨髄液中にも色々な段階の未分化白血球が見られます。
・白血球が減少する病気
再生不良性貧血や抗がん剤の副作用等によって白血球数が減る事もあり、この状態では体の免疫機能が低下していて、感染症にかかりやすくなります。
白血病では治療に抗がん剤が使われる、白血病細胞だけでなく正常白血球まで抗がん剤の影響を受けて減少するのです。
つまり、抗がん剤治療中は感染症等にかかりやすくなっている為、日常生活に注意が必要となります。

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