白血病 移植後 再発 生存率

白血病の移植治療後の再発と生存率

スポンサーリンク

白血病は「血液のガン」とも呼ばれ、以前は治らない恐ろしい病気だと思われていました。
しかし、現在では治療方法の技術の進歩により、寛解に達してからその後の通常の生活に戻れる方が増えてきました。
その治療方法の一つに「造血幹細胞移植」があります。
今回は、「造血幹細胞移植」を行ったにもかかわらず再発するケースや生存率についてご説明します。
・ 造血幹細胞とは何でしょうか
造血幹細胞は、白血病だけでなく、造血幹細胞の病気の「再生不良性貧血」や「骨髄線維症」などの治療にも行われる治療方法です。
患者さんの骨髄の中の造血幹細胞を放射線や抗がん剤で死滅させた後にドナーの方の骨髄液を点滴で移植します。
・ 白血病ではどのような時に造血幹細胞移植を行うのでしょうか。
白血病で造血幹細胞移植を行う場合は、多くのケースで55歳以下の患者さんになります。
それは、55歳を越えると副作用が強く出る可能性が高いため未に移植という方法を選ぶ事が多いからです。
55歳以下の患者さんの移植についてご説明します。

スポンサーリンク

急性白血病では染色体の検査で予後を予測する事が出来ます。
予後が良いと予測された患者さんは通常、移植の必要はありません。
しかし、それ以外の患者さんでHLA(白血球の型)がぴったりとあうドナーが見つかった場合は移植が勧められます。
また、第一寛解に達しない場合、または、第一寛解に達した後に再発した場合では治療が難しくなるため移植を勧められます。
慢性骨髄性白血病の患者さんでは慢性期で抗がん剤の効果が充分に得られない場合や移行期、急性転化期でHLA型が合うドナーの方が見つかれば移植を勧められます。
・ 移植後の再発について
造血幹細胞移植を行っても白血病が再発する事があります。
再発した時の白血病細胞は以前よりも増殖する力が強く、一気に白血病細胞が増える特徴があります。
また、再発後の治療によって寛解しても白血病細胞が骨髄以外の臓器で増えていて、治療前よりも骨髄以外で白血病細胞を作り出しやすいこともあります。
その他、様々な理由により移植後に再発すると以前の様な抗がん剤治療が上手くいかず、再び造血幹細胞移植を行う必要が高くなってきます。
・ 造血幹細胞移植後の5年生存率について
初めて造血幹細胞移植を行った場合の5年生存率は、最も高いのが慢性骨髄性白血病の57パーセント、最も低いのが急性リンパ性白血病の38パーセントです。
平均すると、5年生存率は約50パーセントで、その後、この数字はあまり変わらないため、移植後5年間以内に再発が認められない場合は、再発の可能性が大変低くなります。

スポンサーリンク