白血病 抗がん剤 効かない

白血病で抗がん剤が効かない場合

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白血病の治療方法には標準療法があります。
白血病には急性と慢性、そしてそれぞれに骨髄性とリンパ性があり、それぞれの種類の白血病で性質は異なりますが、基本的にはまず抗がん剤治療が行われます。
・ 白血病の治療方法について
白血病の治療には大きく分けて4種類あります
それぞれについて簡単に説明します。
(化学療法)
いわゆる「抗がん剤治療」です。
抗がん剤が白血病細胞を死滅させたり増殖を抑える目的で使われます。
通常、寛解導入法と寛解後療法の2段階おこなわれます。
新しい薬の開発により長期生存率が飛躍的に長くなって来ています。
この治療方法の問題点は、薬の開発により非常に効果のある抗がん剤を使う事ができる様になったのですが、「腫瘍崩壊症候群」がおこることです。
この「腫瘍崩壊症候群」は白血病細胞が一気に死滅する事で、細胞の中にある成分が多量に血液中に流れ込む事でからだの電解質バランスが壊れ、最悪の場合は命が危険にさらされる事もあります。
(放射線療法)
放射線を使って白血病細胞を死滅させたり、増殖を抑えます。
治療を目的にするよりも、肝臓や脾臓で増殖した白血病細胞を標的にし、これらの臓器による圧迫通を緩和する目的で行われる事が多いです。

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体外から放射線を照射する方法と体の中から照射する方法があります。
造血幹細胞移植の前にも、前処置として行われます。
放射線療法の副作用は治療後だけにでるわけでなく、治療中や治療後半年から数年後に出る事もあります。
(抗体療法)
白血病細胞を攻撃する抗体を体外で作り、患者さんに投与して白血病細胞の増殖を抑える治療方法です。
この治療方法の問題点は、2回目以降の治療では効果がとてもでにくくなったり、アナフィラキシーショックという強いアレルギー反応がでる可能性のある事です。
(造血幹細胞移植)
患者さんの造血幹細胞を死滅させる治療を行った後、ドナーの造血幹細胞を移植する治療方法です。
・抗がん剤が効かないケースについて
白血病の治療で抗がん剤がよく効きます。
そのため、まず抗がん剤治療から始まる事がほとんどです。
ただし、急性白血病の一種の「急性前骨髄性白血病」では抗がん剤ではなく、まず「レチノイン酸」という薬を使い、高い効果が得られる事が多いです。
しかし、白血病には種類が多くあり、種類によって、また、同じ種類でも抗がん剤の効果は異なります。
一般的には急性骨髄性白血病や急性リンパ性白血病は抗がん剤がよく効き、延命、治療ともに期待できるとされています。
慢性骨髄性白血病は比較的よく効きます、延命は期待できますが、治療はあまり期待できないとされています。
白血病の治療で抗がん剤が効かない例は「難治療例」とも呼ばれます。

難治療例や治療後に再発した場合は、造血幹細胞移植をする事になります。

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