白血病 初期症状 血液検査

白血病の初期症状と血液検査について

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白血病は「血液のガン」とも呼ばれる病気です。
以前は治療が難しい病気でしたが、治療方法が改善されたり新しい薬が開発される事で長期生存率が高くなって来ています。
長期生存する為には、病気を早期発見し早く治療を開始する事がとても大事です。
今回は白血病の初期症状と、血液検査についてまとめてみます。
・ 白血病の種類について
一言で白血病と言っても、急性と慢性があり、それぞれに骨髄性とリンパ性があります。
つまり、白血病は大きく分けて4つの種類があり、それぞれの種類で似ている点と違う点があります。
・白血病の初期症状について
白血病の初期症状には、ぶつけていないのに「あざ」ができたり歯茎から出血しやすくなる、疲れやすい、風邪の様な症状が長く続く、皮膚疾患がないのに皮膚にかゆみが出るなどがあります。
ここで、それぞれの症状と血液検査の結果について説明します。
・ あざ、歯茎からの出血
骨髄の中が白血病細胞でいっぱいになり、他の血球が充分に作られない状態になります。
この他の血球の中には出血した時に止血の働きをする血小板も含まれます。
血小板の基準値は13万から35万個/μlです。
一般的に、血小板の数が10万個/μlを下回ると出血した時に血が止まりにくくなり、5万個/μlを下回ると紫斑(皮下出血によって皮膚に紫色の斑点が出ること)が出たり、自然に鼻血が出たりします。

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・ 疲れやすい
これは上の「あざ」の原因が血小板の現象と同じ機序で、血液中の赤血球数が足りなくなる事によっておこります。
抹消血中の赤血球の基準値は、男性が400から540万個/μl、女性が360から490万個/μlです。
男女とも基準値の加減を下回ると「要注意」、男性では359万個/μl、女性では329万個/μlを下回ると「異常」と判断されます。
赤血球の働きは体全体に酸素を運び届け二酸化炭素を回収する事です。
そのため、赤血球が足りない、つまり「貧血」の状態になるとこの機能が正常に働けなくなる為、疲れやすくなったり、息切れしやすくなったりします。
貧血の症状はゆっくり進むと、体が赤血球不足の状態になれてしまう事から自覚症状が乏しいのが特徴です。
特に女性は生理で赤血球を失うので、鉄欠乏性貧血になりがちです。
・ 風邪の様な症状が続く、熱が下がらない
これは抹消血液中の正常白血球の数が不足する事が原因となります。
白血球は細菌やウィルスの感染から体を守る「免疫」の働きをします。
基準値は男女とも3200から8500個/μlです。
白血病では抹消血液中に白血病細胞が出現していて、血液検査でただ白血球の数を調べると増加していることもあります。
しかし、白血球分画といって、白血球の種類を調べる検査をすると、異常な白血球が検出される事で簡単に分ります。
・ 皮膚のかゆみ
白血病に限らず、悪性疾患やある種の病気にかかると皮膚に問題がなくてもかゆみがでることがあります。

これはデルマドロームと呼ばれる症状で、一般的な皮膚のかゆみ止めを塗っても改善しないのが特徴です。
皮膚に問題があるときのかゆみの原因は血液中に「ヒスタミン」が原因となり、これは血液検査で調べる事が出来ますが、デルマドロームではヒスタミンの値は上昇しません。
以上、白血病の初期症状と血液検査についてでした。

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