白血病 ステロイド 副作用

白血病の治療で使われるステロイドの副作用

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白血病の治療には色々な薬が使われます。
今回はその薬の中の「ステロイド」についてと、使用した時の副作用についてご説明します。
・ ステロイドとは
ステロイドはステロイド系抗炎症薬を略した言葉です。
ステロイドの働きは強い抗炎症作用と免疫抑制作用です。
腎臓の上にある「副腎」という臓器では色々なステロイドホルモンが作られています。
そのため、ステロイドの事を「副腎皮質ホルモン」と呼ぶ事もあります。
実際に薬として使われているステロイドは人工的に合成された物です。
・白血病とステロイド
白血病の治療ではいくつかのステロイドが使われるのですが、その中でもよく使われるのが「プレドニン」です。
(同じタイプのステロイドでも製薬会社によって商品名が異なります。)
ステロイドはリンパ球を壊す働きがあるので、リンパ性白血病の他、悪性リンパ腫の治療にも使われます。
・ 白血病を治療する際のステロイドの副作用
プレドニンは内服用の錠剤の他に注射タイプの薬もあります。
プレドニンを内服した時に起きる副作用はいくつかあります。

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内服した時に胃や十二指腸に炎症が起こったり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍が出来る事があります。
これは治療開始の前に胃カメラで胃や十二指腸に問題がないかをあらかじめ確認したり、プレドニンを服用する時に胃酸を抑える薬を飲むと症状を抑える事が出来るとされています。
また、ステロイドは血糖を上昇させる働きがあるので、内服すると糖尿病になる心配があります。
治療開始時に糖尿病にかかっていたり、糖尿病予備軍と言われた事のある方は、ステロイドで治療を開始する前に担当の医師と相談する必要があります。
その他、顔がむくんで丸くなる「ムーンフェイス」や体毛が濃くなる、眠れなくなる、ウツの症状がでる事もあります。
また、皮膚の症状では、湿疹やかゆみが出る事たり、皮膚がうすくなるなどの症状が出る事もあります。
ステロイドを使っていて急にやめると「ステロイド離脱症候群」という症状が出る事もあるので、使っている途中に使用を中止したい場合は、自己判断で中止せずにかならず医師と相談する必要があります。
白血病の治療だけでなく、ステロイドを使うのにマイナスのイメージを強くもたれる方もいらっしゃると思いますが、正しい使い方をするととても有効な薬です。
・ ステロイド離脱症候群
多量のステロイド剤を使ったり、長い間使っていると、本来は体の中の副腎が小さくなったり、副腎で作られていた「副腎皮質ホルモン」の分泌が悪くなる事があります。
そのため急に薬の使用をやめると、通常の生活をするのに必要な量の副腎皮質ホルモンを作る事が出来なくなる事から、副作用として強い倦怠感や頭痛、関節痛、吐き気、血圧が下がるなどの症状が出る事があります。
この様な副作用を「ステロイド離脱症候群」といいます。
そのためステロイドの使用を中止する際は、急にやめずに使用量を少しずつ減らすなどの計画的な治療が必要です。

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