白血病 診断 基準

白血病の診断基準について

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白血病は「血液のガン」とも呼ばれる病気です。
慢性と急性、そしてそれぞれに骨髄性とリンパ性があります。
いずれのタイプの白血病も基本的に検査方法に差はありません。
・ 白血病の診断
白血病の診断で最も大切な事は、「白血病細胞」と呼ばれる白血球があるかどうかです。
すべての血球は骨髄で作られるので、白血病細胞も骨髄で作られます。
そのため、診断は骨髄の中に白血病細胞があるかどうかを調べると比較的簡単につきます。
骨髄の中の細胞の状態を調べる検査は「骨髄穿刺(マルク)」と呼ばれます。
骨髄穿刺の方法は、皮膚と骨の表面に局所麻酔をして、骨にボールペンの芯より少し太いくらいの太さの針を刺し、骨の中にある骨髄を採取します。
その後、骨髄液は顕微鏡で細胞の種類を検査されます。

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骨髄の中には正常な時でも最も未成熟な「造血幹細胞」から成熟した血球までの各段階の血球が存在します。
白血病細胞は未成熟な白血球と同じ姿をしているので、どれが正常でどれが白血病細胞かを顕微鏡で見るだけでは判断は難しい所です。
顕微鏡で骨髄の検査をする際も他の検査同様、基準値があります。
多くの場合、白血病では基準値を超える白血病細胞が見られるのですが、時期によっては白血病細胞がほとんど見られなくなる場合もあり、その場合はより判断が難しくなります。
その場合、例えば、「骨髄芽球」と呼ばれる未熟な白血球は正常だと基準値では全体の0から1パーセント見られるのですが、これが全体の5パーセント以上、つまり基準値以上存在する場合は、「白血病芽球(白血病細胞の一種)」と診断されます。
最近は、遺伝子検査を行える様になって来たので、顕微鏡で判断するのは難しいくらい少数の白血病細胞を見つける事も可能になりました。
しかし、遺伝子検査は高価なので、通常は従来通りの顕微鏡を使った検査が行われています。
・ 遺伝子検査
白血病の中にはフィラデルフィア染色体と呼ばれる異常な染色体が白血球の中に見られる場合があります。
これはFISH法やPCR法と呼ばれる染色体の検査法で有無を判断する事が出来ます。
フィラデルフィア染色体の有無によって治療方法が異なる事もあるので、重要な検査の一つです。

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