白血病 死ぬ 確率

白血病で死ぬ確率

白血病にかかる患者さんは高齢化に伴い増えて来ています。
しかし、かつては不治の病とも言われていた白血病ですが、近年では新しい治療薬の開発や治療方法の改善で、寛解率や長期生存率が伸びてきました。

 

しかし、白血病も他の疾患と同様、白血病が原因で死ぬ事もあります。
今回は白血病で死ぬ確率についてご説明します。

 

・ 白血病全体
2014年のがん死亡率の1位は男女とも肺がんです。
男性では、2位胃癌、3位大腸癌、4位肝臓癌と続き、白血病は10位で、白血病でなくなった方は4896人です。
女性では、2位大腸癌、3位胃癌、4位膵臓癌と続き、白血病は11位で、白血病でなくなった方は3300人です。

 

部位別死亡率を見ると、白血病で亡くなった方は男性では人口10万人当たり8人、女性では5.1人となっています。
生涯で白血病で死ぬ確率は、男性では0.6パーセント、174人に一人、女性では0.4パーセント、279人に一人の確率になります。

 

・ 慢性骨髄性白血病
かつては慢性期の10年生存率は25パーセント程度でしたが、イマニチブが開発され臨床で使われる様になった事から、8年生存率は
85パーセントと驚くべき成果が現れています。

 

慢性白血病は慢性期、移行期、急性転化期と進行して行きます。
急性転化すると今まで使っていた薬が効かなくなり、他の治療方法が効果がなければ、90パーセント程の患者さんが3から6ヶ月以内に死亡すると言われています。

 

・ 慢性リンパ性白血病
慢性リンパ性白血病は日本では患者さんが少ない白血病です。
その上、高齢になってからかかる方が多く、タイプによっては無治療でも長期生存が可能な患者さんも少なくありません。

 

・ 急性骨髄性白血病
急性骨髄性白血病の寛解率は約80パーセントと高いのですが、長期生存率は40パーセント程度です。
これは寛解に達したにもかかわらず、再発等の理由で約60パーセントの確率で長期生存できない事を表しています。

 

・ 急性リンパ性白血病
急性リンパ性白血病は小児に多い白血病として知られています。
小児急性リンパ性白血病では約80パーセントの確率で長期生存できています。

 

つまり、小児が急性リンパ性白血病にかかると約20パーセントは長期生存できず死ぬ可能性があると言えます。
また、成人では小児よりも治療成績が悪く、長期生存率は15から35パーセントと低いです。
つまり、65から85パーセントの方は長期生存できずに死ぬ可能性があると言えます。

白血病やガンが自宅で手軽に検査できます