白血病は治るのか

白血病は治るのでしょうか?

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白血病は「血液のガン」とも呼ばれる病気で、かつては不治の病の一つとして恐れられていました。
現在は新しい薬の開発や治療方法が改善され、生存率が改善されています。
今回は、白血病は「治る」のかについてご説明します。
・ 白血病の「寛解」とは
白血病の治療を行う過程で「寛解」という言葉をよく見聞きします。
寛解は抹消血液中に白血病細胞を認めず、骨髄の中の白血病細胞の割合が5パーセント未満になった状態です。
寛解に達しても白血病細胞はまだ体の中に残っているので、残った白血病細胞を死滅させる治療も行われます。
こうして、寛解に達した後5年間再発しなければ、その後に再発する可能性はかなり低くなり、「治った」と表現される事もあります。
寛解率は成人の急性リンパ性白血病では83パーセント程度、小児急性リンパ性白血病では98から99パーセント、急性骨髄性白血病80パーセント程度、慢性骨髄性白血病では95パーセント程度と言われています。

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・ 寛解後の再発
白血病が寛解に達した後に体の中に残っている白血病細胞が再び増殖し始める事を「再発」といいます。
寛解に達した後に再発する確率は、急性骨髄性白血病では約50パーセント、急性リンパ性白血病では、小児では25から30パーセント、成人では53から61パーセント、慢性骨髄性白血病では慢性期で寛解した後の再発率は30パーセント程度です。
・ 白血病は治るのでしょうか
今までご説明した様に、白血病は寛解に達しても体の中に白血病細胞が残っているので再発する可能性があります。
一般に寛解に達した後5年間再発しなければ、その後の再発率はかなり低くなるので、「治った」と表現される事もありますが、実際には白血病細胞が残っている可能性はあります。
もちろん、一生再発しない方もいらっしゃいますし、残念ながら再発する方もいらっしゃいます。
体の中に白血病細胞が残っていても再発しなければ、「治った」と同じ状態です。
しかし、症状がなく、「治った」と思っていても、体調の変化に気をつける事と、定期検査を続ける事は大切な事です。
また、白血病になっても、「完全に治る事はない」と思い込まずに前向きに治療を受ける事もとても大切な事です。

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