白血病 骨髄移植 成功率 生存率

白血病の治療「骨髄移植」の成功率と生存率

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白血病の治療の一つに「骨髄移植」があります。
今回は骨髄移植とその成功率、移植後の生存率についてご説明します。
・ 骨髄移植について
骨髄移植は造血幹細胞移植の一つです。
造血幹細胞移植には骨髄移植の他に抹消血幹細胞移植や臍帯血移植もありますが、現在、造血幹細胞移植では骨髄移植を行われるケースが高いです。
この治療方法は、患者さんの体の中の造血幹細胞を非常に強い抗がん剤や放射線を使って死滅させ、HLAと呼ばれる型の合ったドナーの患者さんの骨髄液を移植します。
しかし、必ずしもHLA型が適合するドナーが見つかるとは限らず、また、ドナーが見つかったとしても、移植後に大きな副作用を伴うリスクの大きな治療方法です。

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・ 骨髄移植のリスク
骨髄移植を行う前に患者さん自身の造血幹細胞を死滅させる為に行われる強い抗がん剤の投与や放射線照射が行われます。
この状態は、患者さん自身の体ですべての血球を新しく作り出す事が出来ず、なんらかの感染が起こったとしても、細菌やウィルスに対応できる充分な白血球の数がないため、重篤な感染状にかかる可能性があります。
また、移植後にドナーの骨髄液の中の造血幹細胞が必ずしも生着するとは限らず、また、リンパ球が患者さんの体を攻撃する事もあります。
これらは重篤な移植後の副作用となり、重篤な場合は命の危機に関わります。
骨髄移植はHLAと呼ばれる型が適合した状態で行われるのですが、この型は家族間では一致率が高く、移植後の副作用がでる可能性は家族以外から移植するよりも低くなります。
それでも、家族間移植でも移植後に合併症で亡くなる可能性は約30%、移植後に白血病が再発する可能性は約20%あります。
・ 骨髄移植の成功率
骨髄移植の成功率は病気の種類によっても異なりますが一般的に40%から80%と言われています。
・ 骨髄移植後の生存率について
骨髄移植後の生存率は白血病の種類やどういう状態で移植するかによっても大きく異なりますが、5年生存率は急性骨髄性白血病では約40%から50%程度と言われています。
これは骨髄移植に限らず、臍帯血移植でも成功率はほぼ同じくらいの割合です。

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