急性骨髄性白血病 リンパ性 治療 期間

急性骨髄性白血病と急性リンパ性白血病の治療と治療期間

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白血病には急性と慢性があり、それぞれに骨髄性とリンパ性があります。
今回は急性骨髄性白血病と急性リンパ性白血病の治療と治療期間についてご説明します。
急性骨髄性白血病と急性リンパ性白血病の治療は化学療法と造血幹細胞移植の2種類があります。
(化学療法)
化学療法は「寛解導入療法」、「地固め療法」、「維持療法」の順で行われます。
・寛解導入療法
寛解導入療法は寛解を目指して行われます。
寛解すると抹消血液中の白血病細胞はほとんど検出されなくなり、骨髄の中の白血病細胞は5パーセント以下になります。
抗癌剤を投与する期間は通常7から10日間です。
・地固め療法
地固め療法は寛解後に行われる治療です。
地固め療法は5パーセント以下ですが骨髄の中に残っている白血病細胞を死滅させるのが目的に強い抗癌剤を投与して行われます。スポンサーリンク

・維持療法
維持療法は強化療法とも呼ばれます。
寛解に達した後に寛解の状態を維持する為の治療です。
この治療はほとんどの場合外来で行われます。

治療に使う抗がん剤は少量で飲み薬タイプです。
治療期間は1から2年程度です。
完全寛解が5年以上続き、その間に検査で白血病細胞が認められなければ、再発の可能性はかなり低くなり、「治癒」した、つまり「治った」と表現される事もあります。
(造血幹細胞移植)
急性骨髄性白血病の患者さんはリスクによって3つのグループに分けられます。
低リスクグループの患者さんは化学療法で寛解に達する患者さんが多いので、造血幹細胞移植の適応は再発した時のみです。
また、標準リスクや高リスクグループの患者さんは再発とは関係なく、移植治療が適応となります。
急性リンパ性白血病の患者さんでは、寛解したが再発の可能性の高い患者さん、寛解後に再発した患者さん、寛解しなかった患者さんに勧められます。
患者さんは移植の前に抗がん剤や放射線で骨髄の中にある自分の造血幹細胞を死滅させます。
この状態で感染を起こすと死に至る可能性がとても高いので、無菌室に入ります。
無菌室の中で患者さんはドナーの造血幹細胞を点滴で移植します。
移植後にドナーの造血幹細胞が患者さんの体に生着すれば移植は成功です。
通常、造血幹細胞移植を行った時に無菌室にいる期間は2週間程度です。
急性リンパ性白血病の患者さんと急性骨髄性白血病の患者さんでは造血幹細胞移植の適応が異なります。

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